回転木馬とカラス


 原 作   竹腰 多美子
 脚 本  人形劇団オペレ 
 美 術   竹腰 多美子
 音 楽   竹腰  均
 人形劇団オペレ
 演 出   人形劇団オペレ
 
 協 力   片桐 みね子
 舛井 正博 (芝居のべんと箱) 
 松本 直人 (MGHJ) 
 札幌市こども人形劇場こぐま座





さあ おいで ここまでおいで
こころがよぶままに よばれるままに

どこまでもいくんだ どこまででもいける
かぜがよんでいるよ きみがよんでいる
かぜといくよ ぼくはいく
どこまでいくんだい どこまででも
そうさ どこまででもいけるんだ
でも どこまで どこまでいけば いいんだろう

なぜいくの なぜはしるの
きみにはきこえるかい かぜのこえが
きみにはきこえるかい こんなにどきどきしているぼくのおもい

さあ いこう どこまでいこう
どこまでもいくんだ どこまででもいける
ぼくがきめるんだ ぼくのこころがきめる
かぜのむくほうへ かぜのながれるほうへ

きっとぼくはいく きみのほうでもなく
そして ぼくのほうでもない
きっとかぜがおしえてくれる
かぜのよぶほうへ はしっていくんだ






カラスはみんな真っ黒だから いやーなヤツだと思われてるけど
おいらが唄えば 後光がさしてくる

カラスの中のカラスだから
クールでグレート かっこいいだろ
おいらが歩けば みんながふり向く

  カッカッカッ カラスのロックンロール
カッカッカッ カラスのロックンロール
おいらが唄えば 後光がさしてくる

ロックンロールは最高だから
カラスのギターは ギンギンギンギラ
おいらは カラスのスーパースターだ

カッカッカッ カラスのロックンロール
カッカッカッ カラスのロックンロール
おいらは カラスのスーパースターだ



人気が出て ライブをやって CDミリオンセラー
こぐま やまびこ 教文会館 ちえりあホールに 札幌ドーム
朝から晩まで出ずっぱりで ついに人気もNo.1
歌いまくって 踊りまくって ガッポリお金も入ったよ



オレはいったい何をしているんだろう
毎日毎日 ロック歌って
コンサートやっても 何か足りない
むなしさ けだるさ ため息
カゴの中さ カゴの中さ
もっと何かを
だけど同じさ そんな風に過ぎてゆく