アンコール上演決定

アンコール上演へのご期待の声を掲載させていただきます→
 
竹内実花+ヨミガタリストまっつ
舞踏に言葉が響くとき
〜にんぎょひめ

2010札幌劇場祭 Theater Go Round で高い評価を受けた“やまびこ舞踏会”
多く寄せられた「再演を」との声にお応えして、にんぎょひめを上演いたします。


(画像クリックでPDFが開きます)
 


 
 
〜審査員講評・公式サイトより〜 TGR公式サイト2010は こちら
 
【早川渉氏/映画監督】
審査員からのサプライズ賞が与えられました。納得です。というより、今回のこの作品はグランプリは無理でも、特別賞に値する内容のものだったと断言しておきます。秀逸な人魚姫でした。
この後の人生で、何かの機会で人魚姫という物語に出会うことがあれば、必ず今回の舞台のことを思い出すでしょう。それほどすばらしかったです。今回出会った29作品の中でも、印象度という点においてはナンバー1だと思います。
昨年も同じような演目を拝見しましたが、あまりピンと来ませんでした。竹内さんの舞踊は、彼女自身の圧倒的な存在感とも相まって、思わずハッとする場面が多々あるのですが、語り手のまっつさんとのマッチングが全然よくない・・・正直言って、お互いがお互いのよさを消し合っているような舞台だったと記憶しています。しかし、今回は違った!
まっつさんの読みがあまり前面に出てこずに、竹内さんが演じる人魚姫の存在感をしっかりと際立たせる、繊細で力強いサポートに徹している印象がありました。見ている我々は竹内さんが演じる人魚姫の肉体的な運動とまっつさんの緩急自在のささやきにより、物語の世界に完全に没入することができたと思います。
僕が見たのは初日の方で、翌日は演目が変わり「美女と野獣」だったとか・・・
こちらも見たい!!再演を望みます!


【桑田信治氏/an weekly編集人】
読み聞かせと舞踏のコラボレーションというものを初めて拝見しました。
これは、どちらか一つであったなら、初見の僕には集中して見づらかったかもしれないと思います。
その意味でもとても意義のあるコラボだと思います。
実際、朝一番の観劇であったため、冒頭の単独読み聞かせの時はちょっとまだ集中しきれていず、読み手の動きに(良い意味で)気をとられ、ともすれば話の筋が上の空になりがちでした。
しかし2演目目で踊り手が現れたとたん、場の空気が一気に変わりました。
時に清冽に、時に幻惑するかのように。踊りながら読み手にからむように多彩な表情を見せる舞踏は、表現力という点で舞台に関わる若手すべてに参考にしてほしいと強く思いました。
小道具の使い方の巧みさ、読み手とのよくはかられた呼吸…その読み手も、時に登場人物として動き、時に踊り手の相方となり、静と動の使い分けがすばらしく、二人のシンクロは息をのむほどでした。
もっと多くの人にみてもらいたい、と強く思いました。
まず最初に僕の大賞候補のひとつとなった作品です。(美し姫と怪獣に対して)


【飯塚優子氏/レッドベリースタジオ主宰】
松本直人さんの芝居は、1980年前後から見ていますが、
今回、30年目にして松本はついに化けた! 心から拍手を送ります。
無用な動きがそぎ落とされ、ときに語り手であり、
ときに踊り手と向き合う役柄を演じる、その自在な切り替えが物語を進めます。
「読み手であり、同時に役者である」という立ち位置、
このニュートラルな身体を、松本はどこから獲得したのでしょう。
今年10月には「人魚姫」の再演が決まったとのこと。多くの人にぜひ見ていただきたい作品です。(美し姫と怪獣に対して)
 

 
 
 
【日時】 2011年10月15日(土)14時〜・19時〜
         16日(日)14時〜 (開場はそれぞれ30分前を予定)
 
【出演】 竹内実花 (舞踏)
ヨミガタリストまっつ=松本直人 (読み語り)
 
【会場】 札幌市こどもの劇場やまびこ座(札幌市東区北27条東15丁目)
 
【料金】 4歳以上500円(前売300円)、18歳以上1500円(1300円)、
親子券(前売のみ親1名と子2名まで1500円)

 
 
【後援】 札幌市・札幌市教育委員会

 
【ご予約・お問い合わせ】
   ・ ほるちちか企画(北村) / 090-7510-3377 ・ zxb05236@nifty.com
   ・ やまびこ座 / 011-723-5911
 
 
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